サンタさんも使っている、煙突

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サンタさんも使っている、煙突

サンタさんも使っている、煙突

海外の田園風景を思い浮かべてください。
のどかな風景の中に建つ煉瓦造りの家々の屋根からは何か突き出してはいませんか?そう、きっとあなたの思い浮かべた景色の中にもあったはず、煙突です。
そもそも石器時代にまで遡ってみましょう、火を使うようになったことが人間を人間たらしめるひとつの大きな要素であるとも言われています。
気の遠くなるような昔から共に時代を過ごしてきた火を、うまく生活に取り入れるために生み出され、生活に必要なものだったと言ってもよいでしょう。
クリスマスになるとサンタクロースがプレゼントを子どもたちの枕元に置くため、家に入るのに通るのも煙突ですよね。
サンタクロース発祥の地と言われているフィンランドはとても寒い国です。
サンタクロースの侵入方法は、火がなければ冬を乗り越えられないこの国では全ての家庭に煙突があるということの裏返しでもあります。
今でもヨーロッパではどこまでも家々の屋根の上に並んでいる様子を見ることができます。

煙突と日本の家

さて、サンタクロースは日本でも煙突から侵入しているようですが、生憎日本でそのような家庭はとても少ないというのが実際のところです。
果たしてサンタクロースはどこから侵入しているのかと子どもたちの議題によくあがるテーマではありますが、それにははっきりとした理由があります。
ヨーロッパと日本では、気候と家屋の造りが全く異なるからです。
まずヨーロッパは日本と比べて緯度が高く、多くの国で気温が低いのです。
そのためヨーロッパでは多くの家庭に暖炉がある一方で、日本は比較的温暖で湿度の高い気候のため、家屋は大抵開放的な造りをしています。
火を使う必要のある時も煙を出す窓のような構造があれば十分でした。
これは湿度調節などのための、開放的な造りのためで、そもそも煙が充満しにくい構造の家屋が多かったのです。
煙突の耐震強度
日本で煙突という構造が多く使われるようになったのは、明治時代にヨーロッパの文明が多く流入してきた時であると言われています。

2016年5月28日 at 7:59 PM
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